『土産土法(どさんどほう)のもてなし』 すし屋3代目の独り言-CA3D0021.jpg
ボクの大好きな先輩が久しぶりに来てくれた

中学高校からの同級生コンビ


ボクよりずっと先輩の二人が揃って遊びに来てくれるのは珍しい


なんかお互いえいことがあったみたい


一緒に座って飲ませてもらった


ひとりの先輩はここ半年程大変大きな悩みを抱えてた

ゆるりを立ち上げてすぐの頃、ちらっと話してくれたことがあった


大好きなお母さんが末期のガンやと

余命何ヶ月やと


お母さんがある日
『私、あとどれくらい生きれるろぅ』

先輩『絶対治る!!絶対治す!!

って叱ったらしい


一緒に来てた先輩の紹介で高知のガンセンターに勤める安岡さんと言う女性を紹介してもらった


その女性もまだ若い娘さんがガンにかかり、余命宣告された経験をもつ

彼女はあきらめず、自分自身で医学書をはじめとする娘さんの体を蝕む病魔の見聞を読みあさり、日本で当時無認可の薬の存在とアメリカでの成功事例を見つける


しかし入手ルートがない

それでも彼女は諦めなかった

すると

入手可能な医薬品バイヤーと出会う


そうして彼女の娘さんは


今もなお元気に生活をしてらっしゃると

さらに凄いのは

そのガンに体を冒され、子供を出産出来る確率が0に限りなく近いとも宣告された


今元気にお子さんもいらっしゃるという


そんな安岡さんに会い、励まされ希望を新たにした先輩のお母さんのガンの数値が


末期ガンのレベルになくなった


脳に転移してたガンも消え


少しずつだけど、退院出来るまでになったんだとか


普段めちゃくちゃ強い先輩が、目にいっぱい涙をためて、嬉しそうに話してくれた


『泣くときはお袋が死んだ時だけ!!

って頑張ってた先輩が、今嬉しそうに泣いていた


夢は願い続けたら、絶対叶う

想い続けたら、必ず光が見えてくる


抜けないトンネルはない



嬉しい話を聞かせてくれた二人の先輩に心から感謝できた気持ちいい夜でした。