ボクの大好きな先輩が久しぶりに来てくれた
中学高校からの同級生コンビ
ボクよりずっと先輩の二人が揃って遊びに来てくれるのは珍しい
なんかお互いえいことがあったみたい
一緒に座って飲ませてもらった
ひとりの先輩はここ半年程大変大きな悩みを抱えてた
ゆるりを立ち上げてすぐの頃、ちらっと話してくれたことがあった
大好きなお母さんが末期のガンやと
余命何ヶ月やと
お母さんがある日
『私、あとどれくらい生きれるろぅ』
先輩『絶対治る絶対治す』
って叱ったらしい
一緒に来てた先輩の紹介で高知のガンセンターに勤める安岡さんと言う女性を紹介してもらった
その女性もまだ若い娘さんがガンにかかり、余命宣告された経験をもつ
彼女はあきらめず、自分自身で医学書をはじめとする娘さんの体を蝕む病魔の見聞を読みあさり、日本で当時無認可の薬の存在とアメリカでの成功事例を見つける
しかし入手ルートがない
それでも彼女は諦めなかった
すると
入手可能な医薬品バイヤーと出会う
そうして彼女の娘さんは
今もなお元気に生活をしてらっしゃると
さらに凄いのは
そのガンに体を冒され、子供を出産出来る確率が0に限りなく近いとも宣告された
今元気にお子さんもいらっしゃるという
そんな安岡さんに会い、励まされ希望を新たにした先輩のお母さんのガンの数値が
末期ガンのレベルになくなった
脳に転移してたガンも消え
少しずつだけど、退院出来るまでになったんだとか
普段めちゃくちゃ強い先輩が、目にいっぱい涙をためて、嬉しそうに話してくれた
『泣くときはお袋が死んだ時だけ』
って頑張ってた先輩が、今嬉しそうに泣いていた
夢は願い続けたら、絶対叶う
想い続けたら、必ず光が見えてくる
抜けないトンネルはない
嬉しい話を聞かせてくれた二人の先輩に心から感謝できた気持ちいい夜でした。
昨日は一日中高知の生産者の方を回りまくってた喜八さん
あの年齢であのバイタリティは真剣凄いと感じました。
イメージガラリと変わり、心から料理と人が大好きな気さくな方でした。
そんな喜八さん
さぞかし疲れてたろうに
わざわざ単身で寿し柳に夜寄ってくれてました
びっくりするくらい腰が低く、律儀な方で、人としても全てが勉強になります。
話してても
とても世間で言われてるような、料理の巨匠や大企業の社長のような重厚感は見せず、目線を近づけて話してくれるあたりもさすが
1時間程ゆっくりされ帰られました
地方の生産者の現状ももちろん踏まえ、全国にも自慢できる質の高い地場産物をしっかりと見定め、これからの高知の1次産業の方向性までもイメージされてるようでした
またお会いしたい
久しぶりに震えるくらいカッコイい方でした